バックヤード(Backyard)- コールセンター用語集

Backyard

バックヤード(Backyard)とは英語で「裏庭」の意味。

企業においてバックヤードとは、事務処理業務や管理業務、商品の保管、梱包、発送などを行う部署。またその業務の総称を「裏方」という意味合いから「バックヤード業務」と呼びます。

コールセンターでのバックヤードとは、直接お客様と接点のない社内業務のこと。

コールセンターの窓口である「フロントオフィス」に対して、事務処理や管理業務、システム開発などをおこなう部署を「バックヤード」といいます。

おもなバックヤード業務は、総務、人事、採用、経理などの間接業務。営業事務や各種データ入力、データマネジメント。アンケート集計、キャンペーン対応、お客様の契約手続きや個人情報、会員管理、封入、投函など

「バックオフィス」とも言います。

[関連用語]

バックオフィス
フロントオフィス

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バックヤードとは「裏庭」の意味

「バックヤード」とは、もともとは英語で「うら庭」の意味です。

まちのしくみ・バックヤード絵ずかん/こどもくらぶ(編集) 東京書籍より

そこから、お店や飲食店の表から見えないうら側にある場所や、博物館や動物園、水族館の展示場以外の場所のこともバックヤードといいます。つまり、お客さんが立ち入ることのできない「関係者以外立ち入り禁止」のエリアです。

ところが最近になって、バックヤードを見学する「バックヤードツアー」が水族館や動物園、博物館などで積極的におこなわれるようになりました。ふだんは入れないところが見られて、しかも職員さんがガイドをしながら案内をしてくれるということもあり、子どもだけでなく大人にも人気をよんでいます。

オムニチャネルでバックヤードとの境目がなくなる

従来型のコールセンターでは、顧客とバックエンドの基幹システムとの間は営業マン、オペレータや店舗などが仲介し、一線を画していた。

コールセンターのすべて ― 導入から運用まで/菱沼千明 (著) リックテレコムより

一方、複数のコンタクトチャネルを統合したシステムならば、インターネット/イントラネットを介して顧客、フロントオフィス、バックオフィス(基幹系業務)が一気通貫に結ばれている。

WebサイトやEメールなどを通じて顧客が入力した情報が直接基幹システムのデータベースに蓄積され、企業のマーケティング、セールス、サービスの担当者および経営層は、いつでもその情報を参照することができる。

担当者はその情報をもとに顧客コンタクトを図りながら顧客ニーズを把握し、さらにコンタクトのたびに顧客対応履歴をリアルタイムに更新できるので、最適なアップセリングやクロスセリングを実施できる。

[関連用語]

アップセリング
クロスセル

 
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