オンボーディングとは、「船に乗る」「飛行機に乗る」という意味の「on boad」が「人が組織に参加する」の意味を持つことからネーミングされたビジネス用語。
組織や社会に新たに参加する際に、必要な知識やスキルなどを学習することで、効果的に「組織のメンバーとして馴染む」ためのメカニズムのこと。
新入社員がその会社で必要な知識、技能を身につけるための講習会。または、その会社の文化(その部署ではプロセスが大事なのか、人間関係が大事なのか等)に慣れるための教育プログラムなど。
さらに、ヘッドハンティングや昇進、転職などで、新しい部署や新しい会社などにリーダーとして入った人材が、新たな部署に馴染み、スムーズに機能するためのミーティングやコミュニケーションなどのプロセスも「オンボーディング」と言います。
最近では「あるサービスに新たに加入する」といった意味に転じ、ネットサービスやアプリ、ソフトウェアなどのサービスに新規ユーザーを適応させるプロセスを「オンボーディング」と言います。
新規ユーザーが初めて使うサービスやアプリを「ヘルプ」を読まなくても操作しやすくデザインされたもの。もしくは分かりやすいチュートリアルなどでスムーズに慣れさせるためのデザインを「優れたオンボーディング」などと使用します。
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