エイミー・モーリン(著)、長澤 あかね(翻訳)
講談社
本の詳細
「メンタルが強い人」は最悪の状況だろうと人生最大の危機だろうと、なんとかうまくやる方法を知っているタフな人たちだ。誰もがもっている「13の習慣」をやめることでメンタルを強く「折れない心」を育てる!
複雑なあれこれに振り回されていようが、とんでもなく不安だろうが、自信がまるでなかろうが、トラウマを抱えていようが、大丈夫!
「自分を哀れむ習慣」「自分の力を手放す習慣」「現状維持の習慣」「どうにもならないことで悩む習慣」「みんなにいい顔をする習慣」「リスクを取らない習慣」「過去を引きずる習慣」「同じ過ちを繰り返す習慣」「人の成功に嫉妬する習慣」「一度の失敗でくじける習慣」「孤独を恐れる習慣」「自分は特別だと思う習慣」「すぐに結果を求める習慣」
‥‥あなたの一番悪い習慣が、あなたの価値を決めている。
本書で紹介する「13の習慣」を慎むことは、悲しみを乗り越える助けになるだけでなく、こうした習慣を手放すことがメンタルの力をはぐくむ、と筆者は語ります。
人生のあらゆる問題(大きなものから小さなものまで)と向き合うのに欠かせない方法論。目標が何であってもメンタルが強くなることで、持てる力をフルに発揮します。
目次
はじめに
00 メンタルの力とは?
- メンタルの力を支えるもの
- メンタルの力にまつわる8つの真実
- メンタルの力を高める3つのメリット
- メンタルの力をはぐくむコツ
01 「自分を哀れむ習慣」をやめる
- なぜ「かわいそうな私」にひたるのか?
- 「自分を哀れむ習慣」の問題点
- 行動で気分を変えよう
- 現実的に考えよう
- 「感謝する習慣」にスイッチを変える
- 「自分を哀れむ習慣」をやめれば、強くなれる
- 自分に同情しても何も解決しない!
02 「自分の力を手放す習慣」をやめる
- なぜ、気分を人に左右されてしまうのか?
- 「自分の力を手放す習慣」の問題点
- 誰に力を奪われているのか?
- 被害者ワードを使わない
- 反応する前に考えよう
- 他人の意見を厳しく評価しよう
- 「自分の力を手放す習慣」をやめれば、強くなれる
- 誰にも自分を支配させない!
03 「現状維持の習慣」をやめる
- なぜ、変わりたいのに変われないのか?
- さまざまな変化を準備
- 変化の5段階
- 「今の不満」より「未来への不安」が大きい
- 「現状維持の習慣」の問題点
- 変化のメリットとデメリットを明らかにしよう
- 自分の感情を管理しよう
- 変化のための計画を立てよう
- 「現状維持の習慣」をやめれば、強くなれる
- 変化をこわがらない!
04 「どうにもならないことで悩む習慣」をやめる
- なぜ、何もかも支配しようとするのか?
- LOC(ローかす・オブ・コントロール/統制の所在)
- 「どうにもならないことで悩む習慣」の問題点
- すべて思い通りにしようとしない
- 恐れを明らかにしよう
- 「自分で何とかできること」で悩もう
- 人を支配するのではなく、影響を及ぼそう
- 受け入れる訓練をしよう
- 「どうにもならないことで悩む習慣」をやめれば、強くなれる
- 思い通りにならないことに心を注がない!
05 「みんなにいい顔をする習慣」をやめる
- なぜ、全員を喜ばせようとするのか?
- もめごとや対立を恐れる
- 「みんなにいい顔をする習慣」の問題点
- みんなを喜ばせていると、人間関係がだめになる
- 人の顔色を見て、自分自身を見失う
- 本当に喜ばせたい人は誰?
- 自分の価値観を明らかにしよう
- イエスかノーか、考える時間を取ろう
- きっぱりとした態度を取る訓練をしよう
- 「みんなにいい顔をする習慣」をやめれば、強くなれる
- 全世界をハッピーにしようと気をもまない!
06 「リスクを取らない習慣」をやめる
- なぜ、リスクを避けるのか?
- 不安が理屈を打ち負かす
- リスクについて冷静に検討しよう
- 「リスクを取らない習慣」の問題点
- 感情が正しい選択の邪魔をする
- リスクのパターンを理解して、恐れを和らげる
- リスクは最小に、成功は最大に
- リスクを取る訓練をしよう
- 「リスクを取らない習慣」をやめれば、強くなれる
- 挑戦することを恐れない!
07 「過去を引きずる習慣」をやめる
- 過去にくよくよこだわらない
- なぜ、過去にしばられるのか?
- 「今」が不満だから「過去の栄光」にひたる
- 「過去を引きずる習慣」の問題点
- 過去を受け入れて前に進もう
- 過去と仲直りしよう
- 「過去を引きずる習慣」をやめれば、強くなれる
- バックミラーばかり見つめない!
08 「同じ過ちを繰り返す習慣」をやめる
- 人はみな過ちの常習犯
- なぜ、同じ過ちを犯すのか?
- 「同じ過ちを繰り返す習慣」の問題点
- 過ちから学ぶ時間を取る
- 過ちを繰り返さない計画を立てよう
- 自制心は訓練で鍛えられる
- 「同じ過ちを繰り返す習慣」をやめれば、強くなれる
- 過ちから学んで「これから」につなげよう!
09 「人の成功に嫉妬する習慣」をやめる
- うらやましさより激しい感情
- なぜ、うまくいっている人をねたむのか?
- 「人の成功に嫉妬する習慣」の問題点
- 状況を変えよう
- 態度を改めよう
- 競うより協力し合おう
- 「自分にとっての成功」を定義しよう
- 仲間の成功を祝う訓練をしよう
- 「人の成功に嫉妬する習慣」をやめれば、強くなれる
- 自分がつらい時こそ、ねたまない!
10 「一度の失敗でくじける習慣」をやめる
- 一度失敗したら、あなたは?
- なぜ、すぐにくじけてしまうのか?
- 「一度の失敗でくじける習慣」の問題点
- 才能よりも「やりぬく力」に価値がある
- 失敗に対する根拠のない思い込み
- 失敗したら、前に進もう
- 「一度の失敗でくじける習慣」をやめれば、強くなれる
- 一度くらい失敗しても成功できる!
11 「孤独を恐れる習慣」をやめる
- 知らぬ間にかかっている孤独恐怖症
- なぜ、それほど一人が恐いのか?
- 「孤独を恐れる習慣」の問題点
- 沈黙に耐える訓練をしよう
- 自分とデートの約束をしよう
- 瞑想を学ぼう
- マインドフルネスの訓練をしよう
- 「孤独を恐れる習慣」をやめれば、強くなれる
- 一人の時間で人生を豊かにしよう!
12 「自分は特別だと思う習慣」をやめる
- 自分が世界の中心にいる人たち
- なぜ、「報われて当然だ」と考えるのか?
- 「自分は特別だと思う習慣」の問題点
- 自分の特権意識に気づこう
- もらうのではなく、与えることに心を注ごう
- チームプレーヤーとして行動しよう
- 「自分は特別だと思う習慣」をやめれば、強くなれる
- うぬぼれを捨てて謙虚になる!
13 「すぐに結果を求める習慣」をやめる
- 忍耐力ゼロのハイペース社会
- なぜ、なんでもスピード重視なのか?
- 「すぐに結果を求める習慣」の問題点
- 長期的かつ現実的な期待をはぐくもう
- 見えにくい進歩もある、と心得よう
- 喜びを先送りする訓練をしよう
- 「すぐに結果を求める習慣」をやめれば、強くなれる
- 必要な時間をしっかりをかけよう!
おわりに
謝辞
訳者あとがき
原題 : 13 Things Mentally Strong People Don’t Do: Take Back Your Power, Embrace Change, Face Your Fears, and Train Your Brain for Happiness and Success / Amy Morin
エイミー・モーリン(著)、長澤 あかね(翻訳)
講談社