セブン-イレブン流98%のアルバイトが「商売人」に変わるノート

セブン-イレブン流98%のアルバイトが「商売人」に変わるノート

セブン-イレブン流98%のアルバイトが「商売人」に変わるノート

田矢 信二(著)
トランスワールドジャパン

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本の詳細

在庫がなければ売れるわけがないと言われてショックでした。

こんな所で今さらですが、おこられていた時の気持ちを書きました。がんばろうとハリキッていたのにそれも全て否定されたようで正直とてもくやしかったです。在庫がなければ売れないというとても単純なコトに気付かなかったのは反省しています。

失敗事例を全スタッフと共有する

point1 指摘された感想を書く
指摘された悔しい思いは書くという行為で解消する。他スタッフにも在庫意識が芽生える

point2 検証をする
なぜ失敗したのかを確かめるためにテキストを見返す。新たな発見を書いて他のスタッフとも共有情報となる。この経験は今後店長不在時でも在庫意識の業務精度があがる

point3 次なる指導の可能性
モノがなければ売れないという危機管理が芽生えているので、店長は次のステップに販売計画表を作成させることを意識すること

セブン-イレブンには、挑戦と新しい発想を生み出す鈴木敏文氏の日本流 <仮説→実施→検証> の最強サイクルがあります。
「仮説」を立てたら、結果を「検証」しなければならないということです。
セブン-イレブンでは、商品発注において、スタッフにもこの仮説を毎回立てさせているわけです。

明日はどんな商品が売れ筋になるのか、スタッフがその「仮説」を立ててみます。そうすると、実際に発注した商品が売れたかどうかが気になるものです。そこで、販売結果をPOSデータでチェックします。これが「検証」になります。

従来の発想に疑問をもち、新しい価値を発想する「仮説思考」を全員にもたせることにより、新人スタッフの中からすぐに輝ける「宝」を見つけることができるのです。

アルバイト研修初日から、全スタッフが「記録する」情報共有ノートによって、チームワークを認識させ、売れる仕組みをシェア。失敗事例等も共有することで「商売」を意識する環境を作り、全員経営の参加型組織になる方法を分かりやすく解説しています。

セブン-イレブン、ローソンなどのコンビニ業界で店長、スーパーバイザーなどのキャリアは15年。

現在は店舗育成のためのアドバイザーやフランチャイズ加盟店向けの研修講師などで活躍する著者、田矢信二氏の店舗マネジメント集。

目次

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はじめに

第一章 セブン-イレブンという組織風土

【「仮説→実施→検証」というサイクル】
1 セブン-イレブンが求めるスタッフとは?
2 アルバイトにも業務をまかせる風土
3 初めてのバイトでも利益を語るスタッフたち!
4 「絶対的価値の追求」で顧客の心を鷲づかみする
5 1分間朝礼コミュニケーションのすすめ

第二章 ノートを書くコミュニケーション

【書いて売れる仕組みを理解する】
1 研修初日に感想を書くとスタッフが育つ
2 スポーツのメンタルノートをアレンジたノート
3 WPLS組織サイクルと「8つの書くルール」
4 結果を書くことで商売意識をもつ最強スタッフが生まれる
5 経営者や店長はスタッフが書いたものにコメントを書く

第三章 ノートを実践する

【売れる仕組みとチームワークを連動させる】
1 スタッフ別タイプを理解して「売れる」集団へ
2 「仮説」を積み重ねることで商売への自信へとつながる
3 チームの力を認識させる書くコミュニケーション
4 書くことでSV・店長の指導スキルが磨かれる
5 現場の情報は実は経営者が求めるものである

第四章 ノートを通じて商売を学ぶ

【ノートの情報が武器となりスタッフが戦力化する】
1 検証を繰り返せる環境づくり
2 書いてふり返ることで「アタマ」を鍛える
3 接客の情報は固定客をつくるために利用しよう
4 売上数値では見えない顧客心理

第五章 1冊のノートで共感型組織になる

【成功・失敗事例を全員で共感する経営が始まる】
1 成功と失敗事例を書くことで全スタッフが同じ認識をもつ
2 「商売マインド」あるスタッフは共感型集団になる
3 権限委譲し、パート・アルバイトを主役にする
4 1冊のノートで独自の店づくりをする
5 キャンパスノートが最適なワケ

習得セルフチェックリスト

番外編 私が感じた鈴木流経営塾の極意

第一条:鈴木流 プロスポーツ選手並みの精神力と練習量を求められる
第二条:鈴木流 リーダーシップとは「人を動かす能力である」
第三条:鈴木流 会社方針を出すのがトップの仕事である
第四条:鈴木流 どんなビジネスでも通用する最大の能力は「説得力」である
第五条:鈴木流 「商売はヒューマンビジネス」マニュアル主義では「標準化」されて人は動かない
第六条:鈴木流 今日の延長線上ではない。セブン-イレブンの新たな可能性を信じて
第七条:鈴木流 企業組織の教育体制とは集合教育より現場で磨かれるもの
第八条:鈴木流 「仮説」と「検証」こそが、真のマーケティングである
第九条:鈴木流 フランチャイズビジネスはコミュニケーション・ビジネスである
第十条:鈴木流 普遍的な鍛錬・訓練こそいい結果を生む。それが仕事の極意を極める

あとがき 最強組織セブン-イレブンで教えてくれたこと

使える面談セルフチェックシート(おもてなし接客)
使える日別セルフチェックシート(おもてなし接客)

 
セブン-イレブン流98%のアルバイトが「商売人」に変わるノート

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田矢 信二(著)
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