「あるある」で学ぶ忙しい人のためのパソコン仕事術

杉山靖彦（著）／できるシリーズ編集部（著）
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本の詳細
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何かをするために、パソコンを使うよりも手書きの方が早いと思ったことはありませんか? また、パソコンでやりたいことはあるのに、その操作に手間取ってしまって無駄な時間を取られていないでしょうか?

毎日の作業を楽にする方法は2つあります。
まずは、無駄な作業に気が付くことです。例えば、文字だけをコピーしたいのに書式もコピーされたとき、入力し直すか、書式を取り消す操作を実行するかで、作業の効率が大幅に変わります。

本書は、私がマイクロソフト勤務時代にOffice製品の製品責任者として身に付けた基礎知識を基に、会計事務所の開業以来、中小企業におけるビジネスにおいて蓄積してきた実務ノウハウを解説しています。

税理士になってからは、ありとあらゆる職業のビジネスマンから話を聞く機会が増えました。私がパソコン好きなのをいいことに「データが消えた!」「パソコンの動作が重い。」など、さまざまな相談を持ちかけてきます。

しかも、その操作が遠回りだということに疑いを持っていません。例えば、複数のウィンドウを1つ1つ閉じていたり、行方不明になったファイルを一から作り直したりしています。

もっと簡単な方法があることに気付いてほしい。そんな思いから、仕事でパソコンを使うときの「あるある」をまとめました。「あるある」と思った項目を読んでいくうちに、仕事に役立つ知識やスマートな操作術が身に付けられると思います。一般的なパソコンのノウハウ本では、実際に真似するとその作業に時間が取られ、仕事で生かしにくいことがあります。しかし、本書では「手間をかけずできる」「誰がしても同じ結果になる」をモットーに私が実践しているノウハウを紹介しています。

情報整理に関しては、特に手間をかけないことを勧めています。資料や情報は再利用し、共有することが大切です。しかし、中小企業における実務について見聞きすると、情報の再利用や検索が上手にできていない会社が多いと感じます。

さらに、仕事の効率化の最大の肝は「クラウド」の利用です。クラウドとは、インターネット上にデータを保存するオンラインサービスのことです。代表されるサービスには、ワンドライブ（OneDrive）やグーグルドライブ、ドロップボックス（Dropbox）などがあります。

「どこでも」「どの端末でも」利用できるクラウドを使いこなせると、あなたの仕事の生産性が必ず飛躍的にアップします。