お店の売上を倍増したいならお金をかけずにアイデアで勝負する! ― 販促ウエポン100

販促ウエポン推進委員会（著）岩本俊幸（監修）
商業界

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当たり前のことですが、商売はうまくいっている時期と、うまくいかない時期があります。経営者やマネジャーは、うまくいかなくなるといろいろ変えたくなり、そこで問題が生じることが少なくありません（私も20年以上、会社を経営しているので、身に染みて感じています）。

変えてもよいことと、変えてはいけないことがあるのです。また、うまくいっている場合でも、「飽きる」という心の動きも、くせものになることもあります。それは、まさに「『変えない』と『飽きる』の戦い」なのです。

では、変えていけないこととは、いったいどのようなことなのでしょうか。

それは、消費者のマインドに届けているメッセージの中で、「約束をしていること」。

これは前出した共感の種に含まれる要素でもあります。これは変えてはいけません。変えるのであれば、他のブランドや事業を立てる必要があります。この約束していることを変えるということは、今までのお客様や消費者を無視した行為となるのです。

もし、ボルボが新商品としてスポーツカーを出したとしたら、どうでしょうか。

スポーツカーで思い浮かぶキーワードは、安全というよりは「スピード」や「かっこ良さ」であり、場合によっては安全と反対のキーワードである「危険」とイメージされる可能性すらあります。ボルボは安全というメッセージで、消費者と約束をしているので、これは消費者のマインドの中で、約束を破ることになりかねません。

とくに中小企業では、このようなケースに当てはまる危険性はたくさん見掛けます。不注意にしろ、今までの消費者、お客様のマインドに届けているメッセージを変更することは、約束をしていることを破る危険性を秘めていることを認識しておきたいところです。

31　アイドリングタイムの活用
32　約束を守るメッセージ
33　期待以上の驚きのサービス
34　えこひいきなサービス
35　ターゲットの絞り込み
36　顔を覚える（お客様を観察する）
37　継続的な期待以上の体験
38　笑顔と挨拶
39　リサイクル
40　カスタマイズ・サービス

41　懸賞キャンペーン
42　待合室やトイレの活用
43　託児所
44　ペットを切り口に
45　デモンストレーション（実演販売）
46　お客様サポート・フォローアップ
47　不要品の還元
48　マイレージサービス
49　保証期間の延長
50　返金保証

51　下取りサービス
52　最低価格保証
53　売り方のエンターテインメント化
54　必需品を条件付きで提供
55　セレクト型（選択肢）
56　書類の書式やレイアウト
57　メンバーシップ制度
58　フィードバックシステム／クレーム対応
59　紹介制度
60　スクラッチ

61　不良なお客様への対応
62　肩書きの活用
63　専門家としての価値の提供
64　ポイント制度
65　第一印象の活用
66　予約による特典
67　五感の訴求
68　ストーリーにして伝える
69　飲食提供の付加サービス
70　日替わり、週替わり

71　四季の活用
72　スタッフの服装や名刺
73　職場体験
74　利便性の活用
75　製品体験・モニター
76　簡単な申し込み方法
77　アウトレット販売
78　イベントの開催
79　コンテストの開催
80　セット販売

81　展示会・見本市
82　セミナー・後援会・勉強会
83　教室ビジネス
84　広告提供・業務提供
85　他店の商品でも喜んで
86　富山の薬売り発想
87　写真（フォトサービス）
88　タイムサービス
89　無料診断・無料相談
90　無料クリーニング

91　マスコミ掲載の二次活用
92　生産者・産地の表示
93　業界の歴史の明示
94　賞状・証明書
95　統計データの活用
96　プレミアム手法（おまけ）
97　アップグレード
98　手直し・修理サービス
99　クーポン
100　丁寧に謝罪する

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