30代40代の転職・採用される履歴書・職務経歴書

30代40代の転職・採用される履歴書・職務経歴書

30代40代の転職・採用される履歴書・職務経歴書

佐藤祐子(著)
日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会(監)
秀和システム

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本の詳細

私自身、45歳で再就職を経験しました。
現在は支援する立場ですが、
当時は普通の再就職活動者に過ぎませんでした。

女性の45歳は男性の60歳に相当する、と言われる
厳しい状況でも成功したのは、
キャリア・コンサルタントの的確なアドバイスのおかげです。

6ヶ月で4社の内定を取ることができました。

様々な履歴書・職務経歴書を拝見して実感するのは、
合格点が付けられる応募書類は
きわめて少ない、ということです。

コミュニケーション能力不足というよりも、
作成に必要な知識や
ノウハウの欠如に起因するのではないかと考えられます。

「30代・40代の転職希望者が、
採用される応募書類を作成できるようになること」、

これが本書の目的です。
できる限り、転職活動成功者の実例を紹介しています。

  • 素晴らしい実績
  • 強力なコネ
  • 類のない特殊なスキル

いずれも無いのであれば、
テクニックを身に付けるしかありません!

本書は、30代40代の転職希望者のために、
キャリアアップ転職に役立つ自己分析、
戦略的な履歴書の書き方、
他と差をつける「職務経歴書」の作成方法を解説します。

“経験の差”をみせつけるための
書き方を完全公開!

採用につながる応募書類を
書くためのノウハウがわかります!

目次

Prologue 超氷河期の転職市場
30代・40代が勝ち抜くためには?

◆ 雇用情勢の動向 中途採用のニーズは高まるのか?
◆ 30代・40代の転職市場の現状はどうなっている?
◆ 転職の成功と失敗の分かれ目 何が違うのか?
◆ 成功する転職活動の進め方とは?
◆ 30代・40代からでも遅くはない 人生は変えられる!

第1章 30代・40代のキャリアアップ転職は
自己分析と情報収集がカギ

1-1 20代に差をつける最大の秘訣は「自己分析」

・20代の応募者に勝たねばならない

1-2 30代・40代で成功する転職者の自己分析のポイントは?

・採用側はプラス思考の応募者を選ぶ

1-3 経験・知識の棚卸は時系列で徹底的に行うこと

・具体的な職務内容や実績を詳細に書き出す
・職務内容・実績は詳細に思い出すこと

1-4 売れるキャリアの抽出で経験を武器にする

・専門分野は3つ~5つを設定する
・分野ごとに経験内容・専門知識・実績を再確認

1-5 30代・40代で「売り」が無いはずがない!

・「できて当たり前」と考えると何も見つからない

1-6 「性格」と「行動特性」から強みを認識する

・性格と行動特性の把握は、目標設定にも役立つ

1-7 目標達成を左右する興味と価値観の棚卸

・「売れるキャリア」を意識しつつ、両者を明確にする

1-8 30代・40代の転職は「天職」探索から

・「転職」によって「天職」を目指す!

1-9 キャリアビジョンの実現に向けた自己開発計画とは?

・自分に真剣に向き合い、将来像を明確に描く

1-10 効率的な転職活動にはターゲットの明確化が必要

・希望条件の整理によって効率的な情報収集が可能

1-11 30代・40代の転職情報の集め方と活かし方

・求人情報の入手と活用
・企業情報・業界情報の入手と活用

1-12 募集広告の「建て前」には要注意!

・採用担当者は応募者からの問い合わせを待っている

1-13 インターネット情報は便利な反面、落とし穴もある

・絞り込み検索と、頼り切り過ぎない姿勢が重要

1-14 ハローワーク経由で転職できるのか?

・メリットは豊富な求人数と地元密着型であること
・デメリットは「求人の質」と言われるが……

1-15 30代・40代の人材紹介会社活用法

・複数登録し、転職成功のチャンスを広げる
・中高年には厳しいのか?

1-16 企業・業界研究には各種イベントの利用もお勧め

・3種類のイベントを適宜利用し、生の情報を入手する

1-17 人脈ネットワークを活かして20代に勝つ!

・人脈は「人を介在した情報収集力」、コネは「作るもの」

[コラム] 「自己PR」と「自慢」「うぬぼれ」との違い

第2章 30代・40代転職者の履歴書は
戦略的に書く

2-1 履歴書と職務経歴書 どちらが重視されるのか?

・採用側が重視するのは「職務経歴書」
・履歴書だけで「不採用」になることも

2-2 応募先企業に合わせて3つのパターンを使い分ける

・履歴書には3通りの作成方法がある
・作成方法は戦略によって決める

2-3 30代・40代にふさわしい市販履歴書用紙の選び方

・A3サイズ、職歴と志望動機欄が大きい書式がお勧め

2-4 採用側は何を期待しているのか? 履歴書を書く際の注意点

・「熱意」を表現するだけではダメ
・「満たしている応募条件」を明確にアピールする

2-5 「基本データ」と「写真」について注意すること

・基本データは連絡先の記入に注意!
・写真で「やる気と若々しさ」を印象付ける

2-6 学歴・職歴欄はどのように書くべきなのか?

・学歴は中学卒業から書き始めるべきか?
・職歴は全て書くべきなのか?

2-7 学歴自体にアピールポイントがある場合

・学校名・履修内容をアピールの材料とする

2-8 正社員以外の職歴の書き方

・パートやアルバイトでの勤務が短期間の場合
・派遣社員として勤務経験がある場合

2-9 応募職種に関係ない免許・資格でも書くべきなのか?

・趣味系の資格や「何もない」場合は?
・未経験職種への応募の場合

2-10 説得力のある志望動機の書き方とは?

・応募先の魅力を退職理由から見つける
・「キャリアビジョン」を意識すること

2-11 特技欄はどのように書くべきなのか?

・趣味系の記述で問題ないのか?
・自己分析の「技能的な特性」を簡潔に記述

2-12 退職理由でマイナスイメージを避けるための工夫

・「やむを得ない理由」を明記すること
・理由自体が書きにくい場合

2-13 本人希望記入欄の活用方法

・「貴社規定に従います」だけではもったいない!
・その他にもこれだけの使い道がある

2-14 市販フォーマットに沿った履歴書をPCで作成する場合

・「読みやすさ」に配慮し、一部「直筆」を取り入れる

2-15 自作フォーマットの履歴書は差別化に効果あり!

・年齢のハンディを「経験豊富」という強みに転換
・自作フォーマットの記載項目と注意点

2-16 「経験知識要約」のまとめ方で合否が決まる!

・「経験知識要約」が最大のアピールポイント
・推敲段階で文末に変化をつけること

第3章 これで差がつく!
30代・40代の職務経歴書

3-1 自己分析の質と量が「売れる職務経歴書」につながる

・「職務能力」を武器にすること
・「売れる職務経歴書」を作成すること

3-2 職務経歴書に記載するべき項目は何か?

・履歴書で伝えきれなかった必要事項をわかりやすく書く

3-3 職種によって異なるアピール材料を意識して作成する

・職種の特性を考慮し、職務遂行能力をアピールする

3-4 2種類のスタイル どちらにするかは応募のケース次第

・キャリア式がふさわしい応募者も多い

3-5 見やすいレイアウトで評価を高める

・「読みやすさ」のための様々な工夫

3-6 30代・40代の職務経歴書はロジカルに表現する

・1ページ目に重要なアピール材料を置くこと

3-7 編年体式職務経歴書の事例

・年代順:キャリアの一貫性、入社時の経験を「売り」にするスタイル
・逆年代順:直近の経験を強調し、即戦力性をアピールするスタイル

3-8 キャリア式職務経歴書の事例

・専門分野の棚卸シートを活用する
・専門分野の数は4つ前後が適している

3-9 2種類をミックスした折衷式の事例

・「売り」となる情報の構成とレイアウトがポイント
・すべての応募者に適しているスタイルではない

3-10 最初と最後に入れる自己PRは印象の決め手となる

・自己PRは文章と箇条書きを使い分ける

3-11 編年体式職務経歴書で注意すべきポイントは?

・履歴書を詳しくしただけではNG
・業務内容で区切り、要約や別紙リストを活用

3-12 キャリア式職務経歴書で注意すべきポイントは?

・分類方法と記載順次第で「別人」に見える!
・各専門分野はロジカルな記述パターンに統一

第4章 30代・40代の職務経歴書事例

4-1 事務職の事例:具体的な職務内容と特技は必須情報

・経験した職務内容を詳細に見やすく記載する
・パソコンのスキルは実績も忘れずに!

4-2 営業職の事例:実績を数字で表現できる強みを活かす

・実績を数値で示し、達成手段も明記する
・「営業センス」を書類に発揮する

4-3 サービス職の事例:数字では示せないスキルをアピール

・「奉仕の精神」を発揮したエピソードを具体的に示す
・具体的な仕事ぶりを採用側に伝える

4-4 技術職の事例:専門性と即戦力性を最大限に売り込む

・キャリア式の専門分野の設定がカギ
・専門性の高さを示し、別添資料を活用する

4-5 制作職の事例:感性と技能をアピールする

・センスだけでなく、対人関係スキルも評価の対象
・プレゼン・ブックを活用してアピールする

4-6 大きな実績がない場合、経験と知識の棚卸を見直す

・採用されるのはホームランバッターとは限らない

4-7 特殊なスキルがない場合、総合力がPR材料となる

・採用側が知りたい「即戦力性」=様々なスキルの集合体

4-8 転職回数が多い場合は、キャリアの一貫性がポイント

・キャリアの一貫性と協調性をアピール
・様々な職場への適応力の高さが強み

4-9 職歴にブランクがある場合の弱みをカバーするには?

・マイナス印象を補うためのケース別対応法
・採用側の期待値を超える書類を作成する

4-10 職種転換の場合は、関連する経験のまとめ方でカバー

・関連する職務経験と「売れる能力」がポイント
・キャリア式で実務経験と異職種志望動機を強調

4-11 異業種への転職は同業界出身者にない「売り」が勝負!

・不利な条件を強みに変える
・今後の貢献に期待できる印象を与える

4-12 派遣社員の事例:限定的な職務経験にプラスαをPR

・マネジメント経験の不足を適応力の高さでカバー
・正社員を志す理由とキャリアアップの姿勢

4-13 フリーターの場合、志望動機と仕事への姿勢を明確に!

・具体的なエピソードによって能力を示す
・志望動機の説得力は、実績によって決まる

[コラム] プレゼン・ブックの活用

第5章 添え状は、
30代・40代転職者には欠かせない

5-1 「売り」を強調して「弱み」をカバーするための添え状

・添え状を付けてアピールすることは今や常識

5-2 形式的な添え状では意味が無い!

・一番先に見られる書類としての役割を意識する

5-3 募集していない企業へ応募する場合の添え状

・面接が実現すれば、内定獲得率は非常に高い

5-4 人間性が疑われるような添え状は逆効果

・採用側の立場で考え、アピール材料を読みやすく収める

5-5 応募書類を郵送する際の注意事項は?

・A4サイズの封筒とクリアファイルを使用

[コラム] ダイレクトメールによる応募について

 
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