人に好かれる「声のマナー」41のルールとタブー 1秒で人をその気にさせる声の出し方

人に好かれる「声のマナー」41のルールとタブー 1秒で人をその気にさせる声の出し方

人に好かれる「声のマナー」41のルールとタブー 1秒で人をその気にさせる声の出し方

白石謙二(著)
講談社

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本の詳細

声がいいか悪いかを決めるのは、自分ではありません。あなたの声の善し悪しを決めるのは、あなたの声を聞いている人なのです。

周囲の人が聞いたときに心地よく、わかりやすい。そして、もう一度聞きたくなる声こそが、いい声といえるのです。

毎日何気なく使っている「声」。声は育った環境や、教養、精神状態など聞き手に多くの情報を与えます。

そしてその声の第一印象、わずか1秒ほどで、話し手のイメージの大部分を形成します。ですから、第一印象でいいイメージを持ってもらうことができれば、話に対する相手の反応がガラッと変わります。

本書はその「声」の鍛錬法を習慣化し、41の「マナー」として実践することで、声に磨きをかけることができるようにまとめたものです。

会話の内容以上に重要な「声の第一印象」が変われば、より多くの人と親密なコミュニケーションができ、人生が変わります。

目次

まえがき

第1章 声を変えると人生にすごい変化が起こる

マナー(1) 第一声に最大の注意を払う
「いい声」とはどんな声か
声が雄弁に語るもの
発声のプロがもっとも気を使うポイント
あなたの評価は「他人」が下している

マナー(2) 声を磨いて人生を変える
声のスキルは特殊なスキルではない
さまざまな仕事をこなすことで独自の理論が生まれた

マナー(3) 明るい声で脳を活性化させる
声の自身は一生の財産になる
声で脳を活性化させる方法

マナー(4) 会話の「中身」より「伝え方」を重視する
同じ商品を売っているのに売れる人と売れない人がいるのはなぜか

マナー(5) マイナスなことほど堂々という
欧米では必須のコミュニケーションが、なぜ日本では普及しない?
ラジオ出演で学んだ「ひと声」で相手の心をわすづかみにする技術

マナー(6) 「声が大きいから」と過信しない
武者修業時代に学んだ声の選択肢の重要性

マナー(7) のどは水道管のようなイメージで広く使う
一瞬の声に人柄がにじみ出る
長時間話すとのどが痛くなるのはなぜか
のどが痛くなるのは声のスキルが未熟な証拠

マナー(8) 会話に「、」「。」を入れる
脳に言葉を刷り込むには、出だしの言葉をゆっくり話す
「間」をとることで会話のレベルが上がる

第2章 声には好かれる声と嫌われる声がある

マナー(9) 声の好き嫌いは理屈ではない
声は思考を通らない
声の第一印象で好かれるメリット

マナー(10) 脳は嫌いな声を「遮断」する
嫌いなものは聞きたくない

マナー(11) 「声の引き出し」を増やす
明るい声はオールマイティーではない

マナー(12) 女性は男性の「太い声」を好む
女性の「直勘力」の秘密

マナー(13) 大きな声を出そうとするのではなく、大きく聞こえる声を出す
うるさい笑い声は最悪
話し相手の声量をコントロールする方法
なぜ、あの人の声は飲み屋でもはっきり聞こえるのか
声の「勘違い」

マナー(14) 一対一の会話では「低い声」を有効に使う
オバマ大統領の声は好かれやすい
低い声には説得力がある
小さな声から少しずつ丁寧につくっていく

第3章 声の基礎知識

マナー(15) 声量は「共鳴」で稼ぐ
共鳴が増幅させる
5つの「いい声」

マナー(16) 討論は「声量のある声」で制す
政治家向きで、ディベートに強い

マナー(17) 元気だから「明るい声」になるのではなく、「明るい声」を出すから元気になる
空元気でもかまわない

マナー(18) 「通りのいい声」は吐く息のスピードアップから生まれる
プレゼンに最適

マナー(19) きちんと説得したいときに有効な「響く声」
「響く声」は渋い声優さんのイメージ

マナー(20) 「やわらかい声」は相手も自分もリラックスさせる
ふだんの声をやわらかい声にしよう
反対意見をいうときに最適

第4章 日常をボイトレ化する「習慣術」

マナー(21) 日々の習慣をボイトレ化する
「トレーニングが続けられない」という人は

マナー(22) ボイトレの第一歩はリラックスから
実は極端な「あがり症」だった
「ぶらぶら体操」でリラックス
笑うことで効果がアップ!

マナー(23) ふだんの呼吸から腹式呼吸に変える
正しい腹式呼吸のやり方
腹式呼吸はとにかく体にいい
腹式呼吸で自律神経のコントロールができる
胸式呼吸の利点

マナー(24) あくびは最高のボイトレ
毎朝のあくびが最高のトレーニングになる
あくびのコツはのどを開くこと

マナー(25) 返事の「ハイ」を腹式で発声する
「ハイ」の好印象はポイントが高い

マナー(26) 「歯磨き」「咀嚼」で顔全体をストレッチ
口を動かす日常動作をダイナミックに
歯磨き時の顔面ストレッチ法
ご飯を食べるときにも顔面ストレッチを
顔面ストレッチで滑舌がよくなる

マナー(27) 独り言禁止!
いい発声を妨げる習慣

マナー(28) 軟起声でのどにやさしく
歌手の歌声は特殊能力
「濁り声」は歌手だけのもの
いい声を持つ歌手がふだんの声もいいとは限らない

マナー(29) 空気の量と圧力で声量が変わる
声量のある声のつくり方

マナー(30) 明るい声づくりは声の高さを上げることから
明るい声のつくり方

マナー(31) 通る声は「ん」の音から生み出す
通りのいい声のつくり方

マナー(32) 響く声は「チェストボイス」でつくりだす
響く声のつくり方

マナー(33) 表情筋の動きで音色が決まる
やわらかい声のつくり方

第5章 人を動かす声の戦略

マナー(34) 「認知→理解→確信→行動」という人間の行動ステップを理解して声を使い分ける
人を動かすためには戦略的な発声が必須
ステップを経て、最適な発声を
不利な交渉をすすめるときは

マナー(35) 自己演出するくせをつける
表情の変化を意識する
リアクションは効果「大」
みんなが話を聞く人の声の特徴
自分のイメージを相手に伝える技術

マナー(36) 電話の声はみんなに聞いてもらう
言葉に思いを乗せる技術
不遜な態度は声に出る
見られることを恐れてはいけない
「自分の声は常に聞かれている」ことを意識する

マナー(37) 尊敬する人の声をマネる
マネこそ最高の学びになる

マナー(38) 謝り方こそ声と話し方次第
軽めの謝罪とディープな謝罪
怒りの電話は、相手と同じトーンにアジャスト
話の内容と声がずれると伝わらない
相手の望む声をだす
ケンカにならない話し方

マナー(39) 声の高さと飛距離は正比例する
「高い声」が性格を変えた
通る声を可能にするヘッドボイス
意識して口角を上げる
「やる気のなさそうな声」が2〜3回の授業で劇的に改善

マナー(40) 朝一の挨拶をパーフェクトに決める
朝一の挨拶はその日の流れを決める
「おはようございます」は難しい

マナー(41) 自分の声は自分の「作品」。いつも声を意識する
体幹を鍛えると声の質が上がる
意識しなければ、鍛えても声はよくならない

あとがき

 
人に好かれる「声のマナー」41のルールとタブー 1秒で人をその気にさせる声の出し方

人に好かれる「声のマナー」41のルールとタブー 1秒で人をその気にさせる声の出し方

白石謙二(著)
講談社

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