PDS(ピーディーエス)とは、プレディクティブ・ダイヤリング・システム(Predictive Dialing System)の略。発信業務の際に多く使われるシステムです。
お客様のデータベースと連動しており、コンピュータが自動で電話をかけ、応答があったときだけつなぎ、応答がないとき、たとえば呼び出し音が5回なっているうちに応答がない場合自動で切断、つぎの顧客リストに自動的に発信するというシステム。
操作時間などのタイムロスや、オペレータの手間などを削除するという、効率を考えたシステムです。
以前は、オペレータの画面に顧客情報が表示されてから、オペレータが手動でソフトフォンの発信ボタンをクリックして電話をかけるか、備え付けの電話機で電話番号を押して発信するのが一般的だったが、近年は「PDS」が一般的になっています。
発信業務がわかる。コールセンター参考書
尾島弘一(著)
現代書林
電話は優先度が高いため、販売だとわかった瞬間にその反動で警戒心が強く働き、反射的に切ろうとします。
つまり、どんなよい話でも聞く気がないわけです。緊張度が高い分、重要でないと判断されると、このようなリアクションになります。
だからこそ警戒を注意に変え、注意を興味に、興味を関心にどう変化させるということが重要なのです。要するに、商品説明だけではお客様の感情が動かないのです。
「電話嫌い」こそ、テレアポ・電話営業で成功できる。
と著者は語ります。
- 電話の持つ特性を知る
- 断りの反応がおきる理由を知る
- テレアポ・電話営業の正しい手法を知る
この3つのことを知るだけで劇的に変わる、ということです。
本書では、電話が大嫌いであったという著者がトップセールスマンになるまでのスキルアップの過程を振り返りながら、著者が「感情と鏡の原理」を応用し考案した方程式「エンパシートーク」を丁寧に解説しています。
基本から実践、応用事例、さらに部下の指導法まで、すぐに取り組める具体例満載の「電話営業のバイブル」です。
コールセンター用語集|「P」|PDS