仕事が「速いリーダー」と「遅いリーダー」の習慣

仕事が「速いリーダー」と「遅いリーダー」の習慣
仕事が「速いリーダー」と「遅いリーダー」の習慣
石川和男(著)
明日香出版社

本の詳細

仕事が速いリーダーAさんは、いつも定時に帰っていました。
仕事が遅いリーダーBさんは、毎晩深夜まで働いていました。

仕事の量は同じくらいです。とちらかといえばAさんのほうが、担当顧客が多いぐらいでした。そのような状態でも、Aさんはいつも余裕を持って仕事をし、完成度の高いものを締切前に提出します。

業務をこなす能力は、2人に大差がありません。決定的に違ったのは、AさんとBさんの役割です。

Bさんは普段からトップダウン型の指示をしていました。だから部下は、「仕事を押しつけられている」、「雑用ばかりでつまらない」と感じていました。

新商品説明会のときも、資料づくり、チラシ案、告知サイトのデザインなどの企画の重要な部分は、Bさんが全て決めていました。

部下が流行りを取り入れたデザインを提案しても、「それはオレが考えるから、言われたことだけやっておけ!」と却下したのです。

確かに雑務的な仕事も重要です。手抜きをせずにやらなくてはなりません。

しかし、雑務的な仕事ばかりをさせてしまうと、部下のモチベーションは上がりません。業務を「やらされ仕事」と捉えていまい。創意工夫がなくなるのです。

能動的に仕事をする機会を奪われると、やる気は失われます。そして、仕事は遅くなります。

仕事が速いリーダーは、部下が主役。部下に何かあったときだけ手伝い、基本的には最終チェックをする役割に徹します。

部下は、最初のうちはミスをしたり、トラブルに遭遇したり、自宅に帰っても仕事のことが頭から離れないほど悩むこともあるでしょう。
しかし、その壁を何度も乗り越えて、解決する方法を探します。そのうち、自分なりに工夫をして、コツをつかみ、仕事を成功させるようになります。

仕事の楽しみは、この工夫をして解決する達成感にあるのです。
乗り越えられない壁だと思っていた仕事が、扉のように開く瞬間が楽しいのです。その成功体験が部下のモチベーションを上げ、チーム全体が活気づくことで、仕事が速くなるのです。


目次

はじめに

第1章 チームマネジメント 編

01 速いリーダーは部下に仕事を任せ、
   遅いリーダーは任せない。

02 速いリーダーは部下のサービスカウンターになり、
   遅いリーダーは部下にサービスさせる。

03 速いリーダーは「質」で評価し、
   遅いリーダーは「量」で評価する。

04 速いリーダーは雑務を楽しみ、
   遅いリーダーは雑務を嫌がる。

05 速いリーダーは積極的にお金を使い、
   遅いリーダーは節約する。

06 速いリーダーは団体戦を好み、
   遅いリーダーは個人戦を好む。

07 速いリーダーは早く来て早く帰り、
   遅いリーダーは遅く来て遅く帰る。

08 速いリーダーはビジョンで語り、
   遅いリーダーは気合いを語る。


第2章 日常生活・環境 編

09 速いリーダーは机がブランドショップ、
   遅いリーダーは机がドン・キホーテ。

10 速いリーダーはやめてしまい、
   遅いリーダーはやり続ける。

11 速いリーダーはアイスコーヒーを飲み、
   遅いリーダーはホットコーヒーを飲む。

12 速いリーダーは運動を事務でも行い、
   遅いリーダーはジムでしか行わない。

13 速いリーダーは決断が速く、
   遅いリーダーは決断が遅い。

14 速いリーダーは軽自動車に乗り、
   遅いリーダーは高級車に乗る。


第3章 部下とのコミュニケーション 編

15 速いリーダーはいつも愛想が良く、
   遅いリーダーは機嫌が悪い。

16 速いリーダーは車に酔い、
   遅いリーダーは自分に酔う。

17 速いリーダーは腹を見せ、
   遅いリーダーは背中を見せる。

18 速いリーダーはいくつもの正解を探し、
   遅いリーダーはひとつの正解を求める。

19 速いリーダーは「お前」と呼び、
   遅いリーダーは「君たち」と呼ぶ。

20 速いリーダーは年上をやる気にさせ、
   遅いリーダーは年下のやる気を奪う。

21 速いリーダーは小出しに指示し、
   遅いリーダーはまとめて指示する。


第4章 上司とのコミュニケーション 編

22 速いリーダーは上司の読む本を「即買い」し、
   遅いリーダーは「立ち読み」する。

23 速いリーダーは上司のスケジュールを確認し、
   遅いリーダーは部下のスケジュールも確認しない。

24 速いリーダーは期待通りの仕事をし、
   遅いリーダーはなんでも期待以上しようとする。

25 速いリーダーは数字で表し、
   遅いリーダーは抽象的に表す。

26 速いリーダーは細かく、
   遅いリーダーは粗い。

27 速いリーダーは革新的、
   遅いリーダーは保守的。


第5章 報連相・ミーティング 編

28 速いリーダーは悪い報告を歓迎し、
   遅いリーダーはいい報告を歓迎

29 速いリーダーは「どうしたら?」と聞き、
   遅いリーダーは「なんで?」と聞く。

30 速いリーダーは簡単に説明し、
   遅いリーダーは詳しく説明する。

31 速いリーダーはゆっくり集合させ、
   遅いリーダーはすぐに集合させる。

32 速いリーダーは会議を分類し、
   遅いリーダーは会議を一緒くたに考える。

33 速いリーダーは発言時間を減らし、
   遅いリーダーはとにかく発言を増やす。

34 速いリーダーは新入社員から聞き
   遅いリーダーは幹部から聞く。


第6章 仕事のやり方・段取り 編

35 速いリーダーは開始日を決め、
   遅いリーダーは終了日だけ決める。

36 速いリーダーは見切り発車し、
   遅いリーダーは慎重に進める。

37 速いリーダーはフラフラ出ていき、
   遅いリーダーはどっしり座る。

38 速いリーダーは書類を一度しか読まず、
   遅いリーダーは何度も目を通す。

39 速いリーダーはメールに頼らず、
   遅いリーダーはメールに頼る。

40 速いリーダーはメールをほとんどチェックせず、
   遅いリーダーは小まめにチェックする。

41 速いリーダーはカラーを好み、
   遅いリーダーはモノクロを好む。

42 速いリーダーは略して書き、
   遅いリーダーは正しく書く。

43 速いリーダーは記録し、
   遅いリーダーは記憶する。


第7章 自己啓発 編

44 速いリーダーはDVDを見て、
   遅いリーダーはテレビを見る。

45 速いリーダーは通勤電車でイヤホンを使い、
   遅いリーダーはスマホをいじる。

46 速いリーダーはおにぎりを食べ、
   遅いリーダーはラーメンを食べる。

47 速いリーダーは社外の仲間と飲みに行き、
   遅いリーダーは社内の仲間と飲みに行く。

48 速いリーダーは夢を文字にし、
   遅いリーダーは夢がボンヤリしている。

49 速いリーダーは勘定感覚があり、
   遅いリーダーは感情感覚しかない。

50 速いリーダーはやっていて、
   遅いリーダーは知っている。

おわりに


仕事が「速いリーダー」と「遅いリーダー」の習慣
仕事が「速いリーダー」と「遅いリーダー」の習慣
石川和男(著)
明日香出版社

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク