ジョー・ジラード(著)石原 薫(翻訳)
フォレスト出版
本の詳細
真のセールスマンにとって、売ること以上に素晴らしいことはない。
それは、打者にとってのホームラン、
ランニングバックにとってのタッチダウン、
司令塔にとっての戦勝である。しかし、セールスマンが物を売ったとき、そこに敗者は存在しない。
売買がうまくいけば、買い手も売り手も勝者なのだ。買ってもらうまでの駆け引きは
ゲームや戦争に似ているが、
誰も血を流さなければ、勝者も敗者もない。そんな素晴らしいことが他にあるだろうか。
あなたが売っているものは、
自動車、スーツ、住宅、電化製品、家具などだろうか。来る日も来る日も売り続け、数を売って
ようやく儲けが出るようなものではないだろうか。だとすれば、専門家が書いた本を読んで
直感的に私と同じ感想を持ったはずだ。何かが足りない、と。
何が足りないのか、
あなたには本能的にわかっている。それは、身をもって現場を知っている
われわれの問題、われわれの仲間、
われわれの世界のことだ。どうも彼らは、われわれのように
明日食べていくために
日々第一線で戦っているにおいがしない。
私の本はそこが違う。
他の本と違ってこの本が
本当に役に立つのはそのためだ。それは私が今のあなたと同じように、
毎日現場にいたからだ。あなたがしていることを私もしていたからだ。
あなたが感じていることを私も感じ、
あなたが望んでいることを私も望んだからだ。そして私は望んだものを手にした。
モノが売れない不況でこそ
求められるのは普遍的なテクニックである、と
本書は語ります。
「12年連続世界No.1のセールスマン」というギネス記録を持つ著者が明かす
「顧客を絶対に逃がさない」「必ず売れる」セールステクニック。
「なぜ、セールスのノウハウや秘訣は知っているのに、
結果はついてこないのか?」の疑問に応える
不朽のベストセラーです。
目次
はじめに
第1章 敗け続けた人生の終わり。勝ち続ける人生の始まり
第2章 「欲求」それがすべての始まり
第3章 売り手も人間。買い手も人間
第4章 ジラードの二五〇の法則
第5章 「仲良しクラブ」は時間のムダ
第6章 身内に売り終わった後、誰に売る?
第7章 観覧車の席を絶え間なく埋め続ける
第8章 ジラード流、商売道具の使い方
第9章 ダイレクトメールを読ませる効果的な手法
第10章 顧客をつかむには顧客を使う
第11章 モーレツよりもスマートに働く
第12章 正直が一番だ。ただし……
第13章 トップセールスマンは一流の役者である
第14章 商品の「におい」を売れ!
第15章 顧客をとことん知るための諜報活動
第16章 顧客を絶対に逃がさないために
第17章 売った後も勝ち続けるために
第18章 自らの限界を知り、あらゆる助けを利用する
第19章 金と時間は賢く使う
第20章 最終章はない
訳者あとがき
ジョー・ジラード(著)石原 薫(翻訳)
フォレスト出版