株式会社アント、木下 直一、田中 千晶(著)
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本の詳細
ソーシャルメディアの活用においても、KPI(重要業績評価指標)とKGI(重要目標達成指標)の設定は必須です。
効果的なPDCAサイクルを実施するためには、ソーシャルメディアが果たすべき役割(ビジネスゴール)(KGI)を明確にした上で目標達成度合いを測定する指標(KPI)を設定することにより、プロモーションにおいての細かな軌道修正ができるからです。
FacebookのKPIはリーチ数やファンの増加、KGIはブランディングの向上が挙げられます。TwitterのKPIはリツイート数・お気に入りの増加、KGIは会員数の増加というものが挙げられます。
勘違いをしている人が多いですが、ソーシャルメディアは売上増加や来店数増加など直接実利に影響を与えるKGIを定めることは、ほとんどありません。
既存顧客においてのプロモーションの中で、ソーシャルメディアが影響を与えることを認識しておく必要があるでしょう。
プロモーションとマーケティングは、専門職でなくとも、把握必須の事項となりつつあります。しかし、従来と同じ考え方や方法でプロモーションを行っても、なかなか成果が得られないものです。
本書では、プロモーションの考え方や戦略といった大きな話から、プロモーションを成功させるために必要な施策まで、順に掘り下げる形で、事例を交えつつ分かりやすく解説しています。
目次
Chapter1 プロモーションの基本と考え方
1-1 プロモーションに関する悩みとは?
1-2 現代の消費者動向
1-3 現代消費者に求められるプロモーション
1-4 戦略を練らないと起こりうる失敗
1-5 オンラインもオフラインもうまく融合したプロモーションを図る
1-6 オンラインでできること、オフラインでできること
Chapter2 プロモーションの戦略と手法
2-1 戦略を立てるために必要になる企業理念
2-2 戦略を立てるために必要になる経営ビジョン
2-3 戦略を立てるための分析
2-4 自社分析とは
2-5 競合分析とは
2-6 市場分析とは
2-7 戦術の展開方法
2-8 戦術の仕方を個別に調べる
2-9 成功するプロモーションの考え方
2-10 新規顧客獲得においてのプロモーション
2-11 新規顧客を獲得するために心理変化を理解する
2-12 KPIとKGIを設定する
2-13 既存顧客においてのプロモーション
2-14 既存顧客に満足してもらうために心理変化を理解する
2-15 理解を深めるプロモーション
2-16 ファン化させるプロモーション
2-17 コンバージョンに直接起因させるプロモーション
2-18 今までより重要視されるブランディング
2-19 強いブランド
2-20 ブランドづくりにおいて重要になるインフルエンサーの存在
Chapter3 成果を出すプロモーションツール活用術:新規顧客獲得編
3-1 リターゲティング広告を活用する
3-2 バナー広告を活用する
3-3 リスティング広告を活用する
3-4 アフィリエイト広告を活用する
3-5 ソーシャルメディアを活用する(Facebook)
3-6 ソーシャルメディアの活用事例(1) ブログ&Facebook
3-7 ソーシャルメディアを活用する(Twitter)
3-8 ソーシャルメディアを活用する(Pinterest)
3-9 ソーシャルメディアの活用事例(2) Pinterest
3-10 ソーシャルメディアを活用する(LINE)
3-11 ソーシャルメディアの活用事例(3) LINE
3-12 ソーシャルメディアを活用する(Google+)
3-13 ソーシャルメディアを活用する(YouTube)
3-14 ソーシャルメディアを活用する(USTREAM)
3-15 オフライン広告を活用する(TV)
3-16 オフライン広告の活用事例(TV)
3-17 オフライン広告を活用する(ラジオ)
3-18 オフライン広告を活用する(新聞)
3-19 オフライン広告を活用する(雑誌)
3-20 オフライン広告の活用事例(交通広告)
Chapter4 成果を出すプロモーションツール活用術:既存顧客・ブランディング編
4-1 メールマガジンを活用する
4-2 メールマガジンの活用事例(1)
4-3 メールマガジンの活用事例(2)
4-4 販促物を活用する
4-5 販促物の活用事例
4-6 ソーシャルメディアを活用する
4-7 コールセンターを活用する
4-7 リアルのイベントを開催する
4-8 コミュニティサイトを活用する
4-9 アプリを活用する
4-10 ブランディングのためのプロモーションのまとめ
Chapter5 「これから」のプロモーションを考える
5-1 Web担当者がなくなる!?
5-2 顧客のデータ統合
5-3 オンライン上でのゴールのハードルを低くする
5-4 流通の整備
Appendix メールマガジン作成・配信サービス、Benchmark Emailを使ってみよう
A-1 Benchmark Emailとは
A-2 ユーザー登録をして使えるようにしよう
A-3 ダッシュボードと基本設定
A-4 配信先の情報を作成する
A-5 メールを作成する
A-6 効果測定とステップメール
INDEX
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