中尾ゆうすけ(著)
こう書房
本の詳細
現役の人材育成担当者である著者が、実践し、効果を確認することができた「効果的に新入社員が成長していく仕組み」。実践の過程でうまくいったことはもちろん、失敗談も隠さず紹介しています。
「自社の人材を育成したい」「業績に貢献できる社員に育ってほしい」キーワードは「目的意識」と「ヒューマンスキル」、そして「真剣な情熱」。これらを、どう考え、どう伝え、どうやって「自分のもの」として身につけさせるか。現役の人材育成担当者が、これまで実際に行なってきた事例をふんだんに使って、教えてくれる一冊です。
目次
はじめに
第1章 教育の計画を立て、受け入れの準備をする
- 新入社員教育を行なううえで もっとも重要なことは何か
- 真の教育とは「引き出せる」ようにすること
- 人材育成に必要な3つのスキル
- どのように教育の目的を明確化していくか
- 目的を定めるときに注意すべきこと
- 教育プログラムの三大要素
- プログラムをより具体的にしていく方法
- プログラムの順番を決める3つのポイント
- 学生から社会人へと意識を切り替えさせる内定者教育のしかた
- 計画を立てたら入社までに新入社員教育の準備をする
第2章 入社時教育がその後の成長の基礎になる
- どんなに計画が完璧でもそれだけではうまくいかない
- 新入社員教育は入社式の社長訓示から始まる
- 教育効果を高めるための重要ポイント
- 最初が肝心!オリエンテーションで動機づけを行なう
- 目的意識を持つことの重要性と目的の伝え方
- 自己紹介を「自分リセット」のチャンスにする
- 学生と社会人との違いをどのように伝えるか
- 働くうえで大切なのは感謝の気持ちを忘れないこと
- 意識が高まったところで実行宣言をさせる
- 効果的にプログラムを運営するには
《コラム》
第3章 新入社員に悩みがあると教育効果は半減する
- 新入社員の悩みの三大原因
- 最近の新入社員がものをいわない本当の理由
- どうしたら新入社員からの信頼を得られるか
- 悩みの解決をどのようにサポートするか
- 人を育てるうえで必要な思考とはなにか
- ストレスに対する不安をどうクリアするか
- 悩みを解決するためのセルフコントロールをできるようにする
- 自ら成長意欲を湧き起こす魔法の言葉
- 緩んだ気持ちを引き締める方法
《コラム》
第4章 経験を通じて多くのことを身につけさせる
- 行動と気づきが新入社員を成長させる
- 現場実習はなぜ重要なのか
- 現場実習のメリットとは何か
- 現場実習では事前に何を伝えておくべきか
- 一貫性と積み重ねがマインドを育てる
- 新人ならではの行動力がベテランに刺激を与える
- 気づきのキッカケはどこからくるのか
- やりがいとモチベーションの源泉は何か
- いかに考えさせ行動させるか
- 現場実習を効果的に行なうためには“しかけ”が必要
- 体験こそが本当に「学ぶ」ための過程
- 教育の締めくくりは「初心に戻す」こと
あとがき
中尾ゆうすけ(著)
こう書房