朝3分の声トレで、あなたの話し方が9割変わる!いつでもどこでも、全文耳勉!
白石謙二(著)
ダイヤモンド社
本の詳細
心理学社メラビアンは、人の印象を決める要因のうち、「話の内容が占める割合はわずか7%」と唱えています。残りの93%を占めるのは、「声」や「話し方」や「表情」です。
たとえばあなたが営業マンなら、あなたの「声」や「話し方」によって、商品を購入してもらえるかどうかの、93%が決まります。
「どんな職業・職種においても「声」の技術が有効である」と著者は語ります。
これからは「声」や「話し方」で、みずからを差別化する時代。
本書は話すためのヴォイス・トレーニング&ティーチングを行なう著者が、(顔、首、肩と腕、胸と背中、腰、足をほぐす。腹式呼吸、発声、滑舌など)具体的な実践トレーニングから、(飛込み営業や、電話アポ、プレゼン、面接、スピーチ、部下指導など)様々なビジネスシーンに活かせるノウハウを教授しています。
また本書の「はじめに」から「おわりに」まで、著者自らが全文を音声収録したMP3データCD付き。ウォーキング中、ジョギング中、通勤電車内などで全文「耳勉」することができます。
目次
はじめに
第1章 なぜ、「声トレ」で、できる人になれるのか?
- 自分はまともに話せないんだと思った「遊園地事件」
- 小5のとき、自分の声をテープに録音して気づいたこと
- 「声トレ武者修行」で数十の職を体験
- 「すべては技術」 – 声に自信がない人でも必ずよくなる
- 生徒の8割はビジネスパースン。声を磨きたい人が激増中
- 人は「声」と「話し方」が93%
- 人間の体は楽器
- 目的は2段階で持つべき
- 声と話し方は「自分の作品」
- いい声の人の共通点
- いい声を手に入れれば、自信がつく
第2章 朝3分で「声」と「人生」を変える実践トレーニング
- 「原音→声→言葉」の3つの発声プロセス
- 朝3分でできる声のトレーニング
- いい声を出すために必要な腹式呼吸のやり方
- 腹式呼吸にはストレス解消、便秘解消効果も
- のど声にならないためにはどうするか?
- 「チェストヴォイス」「ミドルヴォイス」「ヘッドヴォイス」の3種の声
- 3つの声を自在にあやつるトレーニング
- まず、口の「フォーム」をつくる
- 声を出す体をつくる「9分声トレ」
- パジャマのままで体をほぐす
- 壁に背中を付け、よい姿勢をチェック
- 猫背は、声にとって最悪の姿勢
- 声を運ぶエレベーター
- 将来、老け声になるか、若々しい声になるかの分かれ目
- 朝3分でできる! 声のトレーニング
第3章 初対面で93%の相手を「その気」にさせる声のトーンと話し方
- 親しみやすさを伝える「ミドルヴォイス」の出し方
- 謙譲語や尊敬語は使いすぎない
- 「いらっしゃいませ」より「こんにちは」
- 「笑っているのに怒っている」と思われる人への「上唇」トレ
- 飛込み営業で、初対面の女性にはどう接する?
- 私が実践した「褒め言葉トレ」のやり方
- クロージングまで同じテンションをキープする
- 低い声には高い声で返すと盛り上がる
- 会話をエンドレスにつなげる「プラスのひと言」
- プラスのひと言が仕事を生む
- 私が初対面の相手に、一番気を配っていること
- 名刺交換で大事なのは、相手の期待を裏切らないこと
第4章 電話ヴォイスを自在にあやつり、一夜にして「できる人」に変身する
- 何気ない「ひと声」で、あなたの第一印象が99%決まってしまう恐怖
- ワンコール待って「気持ち」を整理
- 少し高めの声でゆっくりと
- 自分の留守録メッセージを聞いてみる
- メッセージは何件かに分けてOK
- 【ポイント(1)】唇をさばいて、ゆっくりと伝える
- 【ポイント(2)】相手に正しく伝わったかどうかを意識
- 電話口に「赤ちゃんの写真」を貼っておこう
- 「フレージング」&「ポージング」で早口退治
- 「申し訳ありませんが、念のため復唱をお願いします」のひと言を
- 2時ぴったりに、説明会をはじめたいときはどうするか?
- 電話口で「体ごと」謝る姿勢が、なぜ大切なのか?
- クレーマーをリピーターに変える人は、何が違うのか?
- クレーマーの裏側に潜む心理
第5章 プレゼン・面接・スピーチで、「結果を出せる」声、「出せない」声
- 小泉元首相は、なぜ説得力があるのか?
- 面接・プレゼン、本番3分前にやる「声の準備体操」3つのステップ
- たった3分で「深い声」をつくる方法
- あなたが、毎回プレゼンに失敗する理由
- なぜ、私は講演会場の受付にあえて立つのか?
- プレゼン前に、「聞こえますか?」と確認する意味
- プレゼンを成功させる一石二鳥の作戦
- 反応が悪い相手には、どうするか?
- クライアントや役員相手には、「敬意」がポイント
- 声と話し方の「緩急」を意識せよ
- 聞き手との一体感をつくる質問話法
- 相手が乗ってきたら、熱意を込めて核心部分に迫る
- まずは、「の調子はどうですか?」のひと言で
- クロージングは、自然体で約束事を確認
- 「月謝は1万6800円ですが、どうですか?」のどこがいけないのか?
- メリハリのある話し方
- 「ありのままの自分を見せよう」は、大間違い
- 面接の主役は、面接官
- 「クッション言葉」で謙虚さをアピール
- 「私の声は大きすぎないでしょうか?」と投げかけてみる
- 志望企業を褒める気持ちでリサーチ
- 緊張していても、それを感じさせない私の方法
- 着席時に、股が開いてしまう人への特効薬
- 泣きを見る前に、ビデオで録画しておこう
- テレビを見ながらやる、一石三鳥の「上まぶたトレ」
- 「いつも普通にできていることをもっと磨く」気持ちで
第6章 ヴォイス・バリエーションで説得力が2割アップする
- 「アサ声」と「ヨル声」で相手を酔わす
- まずは「ハリのある声」と「やわらかい声」をマスター
- 少し抑えた感じの低い声で「説得力」を
- やわらかい声は、やわらかい表情とリラックスした姿勢から
- 高い声、低い声を出すイメージ発声法
- 「スッ、スッ、スッ、スッ」で通る声、ハリのある声をゲットする
- 有名人をイメージして理想の声をモノにする
- なぜ、カバンを持つ手を変えたほうがいいのか?
- 自信は持つものではなく、にじみ出るもの
- 交渉前の10秒間でやること
- マイナスのスパイラルを、プラスのスパイラルに変える
第7章 職場の人間関係がみるみるよくなる「声トレ」マネージメント
- 私が学校経営のなかで学んだ「声によるマネージメント」
- 上司としての最終目標は、部下を変えること
- 部下が気のない素振りをしたときは……
- 部下の説得に、言葉は絶対濁すな
- 「おはようございます」の本当の意味
- 部下をやる気にさせる声、やる気をそぐ声
- 「30秒間笑い続ける」「ハ、ハ、ハ、ハ」で腹筋を鍛える
- 部下を説得するには、「少し低めの声で、ゆっくりと」
- 女性社員には清潔感を持って、さわやかに接する
- 苦手な上司には、「少し高めでやわらかい声」で
- 肉体的激務の仕事を続けられた理由
- 「ありがとう」を部下に伝えていますか?
- 「どうすれば学校がもっとよくなるか」みんなで意見を出し合うまでに
- 楽しい会話で会社を盛り上げよう
おわりに
朝3分の声トレで、あなたの話し方が9割変わる!いつでもどこでも、全文耳勉!
白石謙二(著)
ダイヤモンド社