「どんな商品を扱うのか?」
ここでいう商品とは物だけではなく、業種やサービスも含まれます。
どんな商品を扱うのか?
コールセンターで扱う商品は多岐に渡りますが、一日中その内容についての対応をする仕事なので、やはり仕事に着く前にどのような商品を取り扱うのかを確認しておくことは重要に思います。
よく、どんな商品でも対応できるのがプロフェッショナルだ、などといいますが、やはり、そこまでになるにはある程度の実務経験は必要です。
はじめてコールセンターで働こう、と思っている人には、やはりある程度、その商品やサービスについて興味がある、もしくはいくらか知っている、というスタンスからはじめたほうが良いと思います。
…コールセンターは意外と、覚えることが多い職種です。
前述しましたが、どの企業も研修期間を最小限の日程で組んでいる事が多いため、商品やサービスの知識だけではなく、対話のテクニックや機械操作のスキルなどを短いスケジュールで覚えなければなりません。
ですので、まったく興味のないサービス・商品を一から勉強するには時間の余裕のなさを感じ、研修がつらくなってしまうことになりがちです。
逆に、最初は知識が全くなくても興味があることで内容がスムーズに頭に入り、そのほかに覚えなければならないことも苦にならなくなる、というのもよくあることです。
具体的に記載のない場合も
求人広告には職種や内容といった項目でどういった対応をするのかの記載がありますが、あまり具体的に記載のない場合もありますので、面接の前に問い合わせてみたほうがいいと思います。
また、アウトソースの場合、契約上、企業名を求人時に公表できないこともあります。これは面接時にしか教えてくれないので、電話での問い合わせ時には教えてくれないことが多いようです。
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電話応対の基本とマナーを学ぶ。 コールセンター参考書
恩田 昭子(著)
出版社:日本実業出版社
はじめて電話応対をするときは、緊張したり怖かったりすると思います。しかし電話応対で、おさえておかなければいけないことは、じつはそれほど多くありません。
大事なポイントだけ的確におさえればいいのです。本書ではそうしたポイントを「ホワイトボード」にまとめながら紹介していきます。
だからこそ、本書を熟読し実践すれば、すぐにでもまわりの反応が変わってくるのを実感できるとおもいます。
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