高岡幸生(著)
無双舎
本の詳細
あなたの会社は、社長が採用面接をしていますか?
面接にどれくらい時間をかけていますか?
応募者の話をよく聞いていますか?
応募者に何を聞いていますか?採用を起点とした組織変革論。面接の極意
どれだけ良い採用活動ができるかで企業の運命が決まる、と言っても過言ではありません。また、その活動の成否は、採用面接の質に左右されます。
本書には、その道のプロが語る「面接の極意」が詰まっています。
株式会社リンクアンドモチベーション
代表取締役社長 小笹芳央
面接の本は面接される側のマニュアル(攻略)本が多く面接する側の本は少ない上、あってもアカデミックなものが多く、忙しい中小企業経営者には敷居が高い。
本書は平易でわかりやすく、また面接の事前準備である「誰を採用すればよいか」から書き起こしており、採用活動の実践にすぐに役立つ。
目次
序章 不況は絶好の採用チャンス
第1章 採用とは
・採用の目的とは何か
- 経営で一番レバレッジのかかるのが人材
- 入社した人材が最短で稼ぎ始めるしくみを持つ
- 企業の一人当たりの生涯投資は約2億円
- 採用の目的は企業のゴーイングコンサーン
- 人材戦略の欠如
- たった一人の人間が組織を変革する
- 採用とは立派な戦略
- コラム1 採用がもたらす価値
- コラム2 幸せな給与
- コラム3 優秀な社員
・誰を採用すべきか
- 「優秀な人材」とは
- 成果を生み出す人材とは
- 普遍的にもとめられる人
- 評価される人材は、企業によって違う
- 事業課題から人材像を考える
- 競争優位性から人材像を考える
- リスクマネジメントから人材像を考える
- 出店戦略から人材像を考える
- 世界と戦う自動車会社エンジニアの価値
- 自社の課題解決を採用に求める視点
- 欲しい人材を「言語化」する。キャラクタライジング
- 言語化ではリアリティを追求する
- コラム4 顧客価値を考える
・何を伝えて採用するか
- ビジョンが人を動かす
- 退職の動機が入社の動機
- 中小企業はポイントを絞りキリ樅(モミ)でいく
- コラム5 採用活動が生み出すブランド
第2章 面接とは
・採用の極意である面接とは
- 言語情報と非言語情報
- 言語情報による判断
- 言語情報による判断の3つのポイント
- 言語情報はここも押さえておきたい
- 事実を作る
- 面接とは人間学を学ぶ場である
- 非言語情報による判断
- コラム6 前向きな言葉で頭と口を満たす
第3章 採用がうまくいく境界線
・採用がうまくいくポイント
- 採用活動を常態化させる
- 経営者が採用活動に口も手も出す
- 処遇の納得感を提示する
- 内定後のフォローを絶対条件
- 採用面接で叱れますか
- 雇用ではなく投資の発想
- コラム7 リクルートの採用熱意
・リージョンズが提唱する「こんな人を採用すべき」
- リージョンズ基準
- 3つの面接基準は高いパフォーマンスの源
第4章 暮らしたい場所で思い切り働くリージョナルスタイルを提唱したい
・地方と人材
- ふるさと創生1億円事業
- 採用と言う職業
- 首都圏への人材流入
- 地方企業と人材採用
- リージョナルスタイルのすすめ
- 地方転職は都落ちか?
- リージョナルスタイルがニッポンを救う
・転職とはいかにあるべきか
- 人生設計が転職動機
- 私と人生設計
- 人生設計は幼い時期から始めるべき
- スケジュールを決める心地よさ
- 人生設計で大切な視点
おわりに
高岡幸生(著)
無双舎