図解でわかる エクセルのマクロとVBAがみるみるわかる本

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道用大介(著)
秀和システム

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本の詳細

部長:残業が多くて、大変そうだけど大丈夫?
花子:大丈夫じゃないです。早く帰りたいです!
部長:花子さんの業務はExcelを使った作業が多いよね?マクロを使ってみれば?手作業が自動化されるよ。
花子:えっ、そんな便利な機能があるんですか? どうやれば使えるんですか?
部長:それじゃ、まずは設定として、マクロを簡単に体験してみようか!

「毎回、同じことを頼まれて、単純作業なんだけど、面倒なんだよなぁ‥…」とか、「似たような作業を繰り返しているだけなんだけど、時間がかかるんだよなぁ‥…」などとお困りの方は、マクロを試してみるとよいでしょう。

例えば

  • 会議のときは、その月の売上げデータを毎回同じフォーマットで提出しなければならない。
  • 上司に提出するデータは、見やすいように1行おきに行の色を変えなければならない。
  • 請求書を作るときに、データはあるのに、そのデータを見て、自分で手入力して、請求書を作っている。

などなどです。

このような場合には、エクセルのマクロ機能を使えば「あっ」という間にお仕事完了!です。

マクロの記録とは、エクセル上で行った作業をコンピューターが自動で記録してくれる機能です。そのときに使われる「言葉」がVBA(Visual Basic for Applications)というプログラミング言語です。

つまり、プログラムを書けない人でも、エクセル上で作業するだけで、コンピューターが勝手にその作業をプログラムに置き換えてくれます。

プログラムというものは、本来、それなりの知識を持ってから自分の作りたいものを一から作るのが一般的ですが、エクセルのマクロは記録ボタンを押すだけで勝手にプログラムを書いてくれるので、作るのがと〜〜〜っても簡単だという特徴を持っています。極端なことをいうと、プログラミングの知識をまったく持っていなくてもマクロを作ることができるのです。

マクロを作ることによって手動業を自動化できるということは、当然デスクワークは効率化されることになります。数時間かかっていた作業を数秒で、数日かかっていた作業が数分で完了する、ということも当然のようにできるわけです。

花子:マクロの作成も慣れてきたので、今度は全商品のデータを商品ごとにシートに分けるということをやってみようと思います。
部長:なるほどね、でも全商品をいきなりマクロの記録だけでやるのはちょっと大変だから、まずは1商品だけシートに抽出するマクロを作ってみれば?
花子:なるほど、Excelのフィルタ機能を使えばすぐできそうですね!

目次

第1章 簡単! マクロを体験してみよう!

  • Q1 マクロを使う準備をしよう!
  • Q2 マクロを記録してみよう!
  • Q3 マクロを実行してみよう!
  • Q4 「マクロ有効ブック」で保存しよう!
  • Q5 マクロを有効にしよう!
  • コラム 保存には注意!

第2章 簡単! マクロで一発印刷!

  • Q6 印刷作業を楽にしよう!
  • Q7 印刷範囲を設定しよう!
  • Q8 マクロを記録しよう!
  • Q9 ボタンを作って一発印刷!
  • コラム マクロの実行ボタンは図形や写真でもOK!

第3章 簡単! データをシートにまとめてみよう!

  • Q10 データを抽出しよう!
  • Q11 マクロで一発抽出!
  • コラム それって人間がやることですか?

第4章 簡単! 1週間ごとにデータをまとめてみよう!

  • Q12 相対参照を使ってみよう!
  • Q13 相対参照&ショートカットキー
  • Q14 マクロで一発集計!
  • Q15 1週間の売上データの合計値を計算しよう!
  • Q16 ショートカットキーを使って実行してみよう!
  • コラム 絶対参照や相対参照を知っておくと便利!

第5章 挑戦! マクロを読み解こう!

  • Q17 マクロを読むためのアプリとは
  • Q18 記述したマクロをVBEで開いてみよう!
  • Q19 Rangeって?
  • Q20 Selectって? ドット(.)はどんな意味?
  • Q21 ColumnsやRowsって?
  • Q22 ActiveSheetって?
  • Q23 AutoFilterって?
  • コラム モジュールに名前を付けるとわかりやすい!

第6章 挑戦! VBAの文法でステップアップ!

  • Q24 VBAでの“モノ”の呼び方
  • Q25 Activeでないワークシートの値を取得
  • Q26 SheetとWorksheetの違い
  • Q27 変数
  • Q28 変数の宣言
  • コラム データ型の不自然な範囲
  • Q29 繰り返し
  • Q30 For文
  • Q31 条件分岐
  • Q32 比較演算子と論理演算子
  • コラム 置換機能で修正もラクラク

第7章 挑戦! マクロをカスタマイズしてみよう!(1)

  • Q33 データ抽出作業
  • Q34 マクロのカスタマイズをしてみよう!
  • コラム まずは単機能を作る

第8章 挑戦! マクロをカスタマイズしてみよう!(2)

  • Q35 請求書の作成
  • Q36 マクロで請求書一発作成!
  • Q37 検索と置換ウィンドウが表示されない?
  • Q38 マクロのカスタマイズ
  • Q39 請求書のひな形
  • Q40 請求書をPDFファイルにしてみよう!
  • コラム メールを作成してファイルの添付もできる

第9章 準備! 自分でマクロを書く前に!

  • Q41 新しくモジュールを作る
  • Q42 入力の手間を省く(オブジェクト変数)
  • Q43 入力の手間を省く(With)
  • Q44 範囲を指定する
  • コラム もっと良い方法がある!
  • Q45 Excelの関数を使う
  • Q46 セルのクリア
  • Q47 全シートに対して処理を行う
  • Q48 既存のワークブックのデータをコピー(1)
  • Q49 既存のワークブックのデータをコピー(2)
  • コラム Withを使うとわかりづらくなることも

第10章 実例! 1枚のシートにまとめるマクロを作ろう!

  • Q50 データのまとめ作業
  • Q51 入力画面
  • Q52 最終行の求め方

第11章 実例! 日ごとの売上データを集計する!

  • Q53 日ごとのデータを集計する
  • Q54 SUMIF関数で簡単集計!
  • コラム VBAを使った事務作業改善活動
  • ダウンロードサービスのご案内
  • INDEX

 
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